デリケートゾーンには、かゆみや黒ずみ、ニオイなど、人には言えない悩みがあります。

誰にも相談できなくて、人知れず悩んでいるだけでなく、パートナーから心無い言葉を投げつけられて傷ついたり、女友達とプールや温泉に行くのが怖いという人もいます。

筆者も、それらが原因で恋愛が長続きしなかったり、人前に出るのを躊躇したり、周りを気にして疲れてしまったり…と、ツライ経験をたくさんしました。

でも、今は正しくケアできて、人生思い切り楽しむことができ、楽しく幸せに暮らしています。

デリケートゾーンの悩みに苦しんでいる人たちのお役に立ちたくて、このサイトを立ち上げました。ぜひ参考にしていただけたらと思います♪

こんなことに悩んでいます

デリケートゾーンの悩みを、それぞれのスポット別にその原因を探ってみましょう。

全体としていえることは、清潔さを保つことの重要性です。

①黒ずみの原因とお悩みの声

「黒ずみ」の原因を「やり過ぎ」と男の人たちは信じているようですが、都市伝説の一種、女性への偏見の一種です。

だから、女性がだれにも相談できず悩んでしまうのです。

下着などの摩擦による色素沈着が原因ですので、その原因を取り除き、ケアするといいです。

お悩みの声を一部ご紹介

黒ずみに悩んでいる女性にWeb上でアンケートに回答していただきました

ハイカットの水着を着ると、どうしてもデリケートゾーンの黒ずみが目立つような気がします。どうにかしたいです。(22歳 学生)
彼から「〇〇ちゃんのあそこ、黒ずんでるけどやり過ぎ?」と言われて、泣きそうになりました。それ以来、Hできません。(27歳 看護師)
黒ずみがバレるんじゃないかと、友達と温泉に行けません。(30歳 会社員)

アンケートに答えていただいた方からの代表的な回答です。

「黒ずみ」の悩みについての解消法は、こちらのページで詳しく書いているので、参考になさって下さい。

効果的なケアで自信を取り戻そう!人気の黒ずみ対策クリームは?

関連記事:黒ずみを解消出来るおすすめの市販クリームは?ホワイトニング効果も期待

②かゆみの原因とお悩みの声

デリケートゾーンの「かゆみ」に悩まされている人は多いです。生理中や暑い夏場に、特にひどくなるようです。

夏には、汗で蒸れたり、不潔な状態が続くことによって、引き起こされることが多いです。清潔さをキープできれば緩和しますが、それでも解消されない場合は、ケアが必要です。

お悩みの声を一部ご紹介

かゆみに悩んでいる女性にWeb上でアンケートに回答していただきました

会社の会議中に、デリケートゾーンがムズムズとかゆくて、じっとしていられなくなりました。モゾモゾしていたので、だれかに気付かれたかも?(28歳 会社員)
生理中は、特にかゆみがひどい気がします。ナプキンが化学繊維のものだと、特にひどいです。(22歳 学生)
彼氏と映画に行ったとき、映画を見ている間中、かゆみと戦っていました。映画の内容も覚えていないぐらい、かゆかったです。(29歳 OL)

アンケートに答えていただいた方からの代表的な回答です。
「かゆみ」の悩みについての解消法は、こちらのページで詳しく書いているので、参考になさって下さい。

関連記事:今すぐ治したい我慢できないかゆみの原因と対処法は?正しくケアしてかゆみから解放されたい

③ニオイの原因とお悩みの声

「ニオイ」の原因は、雑菌の繁殖と汗による蒸れだと言われています。

また、精神的なストレスが続くと、ニオイが強くなることもわかっています。清潔を保ち、リラックスすることが大切です。

お悩みの声を一部ご紹介

ニオイに悩んでいる女性にWeb上でアンケートに回答していただきました。

座っていると、自分のニオイが、モワーッと上がってきます。隣の席の人に気づかれないか、そればかり心配になります。(31歳 事務職)
生理中、特に暑い夏場のニオイはひどいです。みんなそうなのかと思っていましたが、人によってきつい人とそれほどでもない人がいるんですね。私は、きつい方だと思います。(24歳 イベント)
梅雨時の閉め切った満員電車で、座っている人の前に立った時、私の前の席の人が「臭い!」と思っているんじゃないかと心配です。(27歳 販売)

アンケートに答えていただいた方からの代表的な回答です。
「ニオイ」の悩みについての解消法は、こちらのページで詳しく書いているので、参考になさって下さい。

関連記事:臭いの原因を知り正しいケア方法でニオイ対策!おすすめの臭いケアスプレーやソープは?

④生理時の悩み

「生理前後」、生理中の経血やオリモノが引き起こす悩みです。

さらに、生理中の肌が、とても敏感になることも関係しています。なによりも清潔に保つように、気を配るといいでしょう。

ナプキンの素材にも注意しましょう。化学繊維のものより、天然繊維のものを選びましょう。

お悩みの声を一部ご紹介

生理時に悩んでいる女性にWeb上でアンケートに回答していただきました。

生理のときは、かゆみ、ニオイのダブルでつらいです。ナプキンをいろいろ試していますが、あまり変わらないようです。(30歳 金融)
私は生理痛がひどくて、それだけでも苦しいのに、特に生理の後半は、かゆみにも悩まされます。生理が終わってもいつまでも続くかゆさです。(26歳 主婦)
生理の時、ナプキンでの肌荒れ、ただれがひどいです。ただれるからかゆいのか、かゆくてただれるのかがわかりませんが、なんとかしたいです。(22歳 会社員)

アンケートに答えていただいた方からの代表的な回答です。
「生理時」の悩みについての解消法は、こちらのページで詳しく書いているので、参考になさって下さい。

関連記事:生理時のかゆみ、かぶれ、臭いなど、あなたの悩みの原因を徹底追及!

アンダーヘア

「アンダーヘア」をセルフ脱毛する人がいますが、間違ったケアで、悪化させてしまう場合もありますから、ケア方法について注意しましょう。

お悩みの声を一部ご紹介

アンダーヘアに悩んでいる女性にWeb上でアンケートに回答していただきました。

自己処理をしているつもりだけど、気づいたら、ショーツからアンダーヘアがはみ出ていて、ガッカリします。(23歳 会社員)
夏には、アンダーヘアが蒸れて、かゆいです。ニオイもしているんじゃないかと気になります。やっぱり、脱毛をした方がいいのでしょうか?(28歳 IT)
友達とプールへ行く約束をしてしまったけれど、水着からヘアがはみ出さないか臭わないかすごく心配。行く約束をしたことを後悔しています。(20歳 学生)

アンケートに答えていただいた方からの代表的な回答です。
「アンダーヘア」の悩みについての解消法は、こちらのページで詳しく書いているので、参考になさって下さい。

関連記事:アンダーヘアのセルフ処理方法、かゆみやニオイ対策にもおすすめ!除毛クリーム・脱毛グッズ3選

毛穴

デリケートゾーンの「毛穴」を、自分自身で確認する人はあまりいないと思いますが、パートナーなどに指摘されて悩んでしまう方が多いようです。

陰毛は、太くて硬いので、毛穴はどうしても大きく黒くなります。さらに、雑菌などで炎症を起こすこともあります。

お悩みの声を一部ご紹介

毛穴に悩んでいる女性にWeb上でアンケートに回答していただきました。

デリケートゾーンの毛穴のことなんて気にもしてなかったけど、彼氏からHしている最中に、「この黒いブツブツなに?」と笑われてしまいました。それ以来、気になって仕方がありません。(24歳 OL)

VIO脱毛を受けました。それまで気にならなかったデリケートゾーンの毛穴がとても目立ってしまいました。(20歳 学生)

自分で、アンダーヘアのセルフ脱毛をしていますが、だんだん毛穴がブツブツしてきたように思います。どうしたらいいのか、すごく悩んでいます。(29歳 パート)

アンケートに答えていただいた方からの代表的な回答です。
「毛穴」の悩みについての解消法は、こちらのページで詳しく書いているので、参考になさって下さい。

関連記事:毛穴にブツブツが出来ていたらどんなケアが必要?目立つ毛穴・汚れの原因を徹底解説!

デリケートゾーンの正しいケア方法


それぞれの悩みの原因がわかりました。
せっかく、原因がわかっても、間違ったケアを続けると、改善どころか、悪化してしまうこともあります。正しくケアするにはどうしたら良いのでしょうか?

もし、ケアをしないままに放置したら、どうなる?

デリケートゾーンと言っていますが、正しくは、「外陰部」のことなんですね。
ここが不潔なままだと、ニオイ、かゆみの原因になるだけでなく、感染症などさまざまな肌トラブルを引き起こします。
さらに、色素沈着、外陰部が垂れ下がったりすることもありますから、ケアは侮れません。

デリケートゾーンのケアの正しいステップ

女性の身体の中でも、特に敏感なところだから、自己流ではなく正しいケア方法を身につけたいですね。
まずは、アンダーヘアの処理をします。
アンダーヘアの処理

  •  長い毛足は、事前にハサミでカット!
  •  ホットタオルを当てて、皮膚や毛を柔らかくしましょう。
  •  女性用のシェービングクリームなどを塗って、毛の流れに沿って剃りましょう。小刻みにカミソリを動かすと傷つける心配が減ります。

Vラインは、左右を交互に少しずつ剃ります。
Iラインは、椅子に浅く腰かけて、鏡を斜め前において、目で確認しながら剃ります。
Oラインは、鏡にまたがるか手鏡を使って剃ってください。できなければ、デリケートゾーン用の除毛クリームを使いましょう。

  •  仕上げには、保湿を忘れず!デリケートゾーン用の保湿ジェルがあるといいでしょう。

正しい洗い方は、これ!

臭うから、かゆいからといって、ゴシゴシ洗いは、NG!
デリケートゾーンは、薄い皮膚と粘膜が混在しているので、やさしく洗うことがキーポイント!
デリケートゾーン専用のpHバランスを考えたソープがおすすめ!デオドラント効果のあるものや保湿成分入りのものもいいですね。
洗い方は、ソープをしっかり泡立てて、手やネットでやさしく撫で洗いしましょう。小陰唇の内側は、恥垢が溜まりやすく、不潔になり、ニオイの元になります。きちんと忘れず洗いましょう。

生理時の注意点

生理時は、経血やオリモノで不潔になりやすいです。生理中の肌は、とても敏感なので、清潔を保てるよう、デリケートゾーン用のウェットティッシュやデオドラントスプレーを活用しましょう。
なお、ナプキンについては、こまめに換えることがキーポイントです。長時間の使用は、ニオイだけでなく、雑菌繁殖の元です。さらに、素材をチェック!天然素材のものを選びましょう。
最近は、意識高い系の女性の間では、SNSなどで話題の布ナプキンや「月経カップ」を使う人も増えています。それらは、自分自身の身体にとっても、地球環境にとってもいいことづくめです。

黒ずみを防ぐには?

黒ずみの原因は、刺激です。紫外線や摩擦などの刺激で、肌は、メラニン色素を生成します。黒ずみを防ぐには、刺激を取り除くことが大切!
以下のことに注意しましょう。
締め付けがきついショーツやガードルはやめる!
トイレットペーパーでゴシゴシこすらない!
肌に合わない生理用品は使わない!
間違った脱毛法をしない!
自然なターンオーバーを目指す!

こんなことをしていませんか?デリケートゾーンケアのNG集

知らず知らずにしていることが、デリケートゾーンのトラブルのもとになっている場合があります。NGなことをまとめましたので、思い当たることがあれば、やめましょう!

トイレでの拭き方


排尿、用便後、トイレットペーパーでゴシゴシ拭いていませんか?
皮膚を傷つけ、そこに雑菌がついて、炎症を引き起こす危険があります。炎症がニオイの元になることも!さらに、黒ずみの大きな原因になります。
こすらず、押さえるように拭きましょう。デリケートゾーン用のウェットティッシュを使ってもいいでしょう。

洗い方

入浴時のゴシゴシ洗いもNG!皮膚は柔らかく、刺激に弱いので、指の腹でやさしく洗いましょう。ゴシゴシ洗いは、黒ずみの原因になります!ナイロン製のボディタオルはおすすめできません。スポンジやコットン素材のもので、泡立ててやさしく洗うのがポイントです。

膣内部は洗わない!

膣には、自浄作用があるので、洗浄剤やせっけんを使って洗うのはNG!膣内を石鹸などで洗うと、オリモノやニオイの原因になります!膣のまわりを清潔に洗うだけでOKです。

香りでごまかさない!

ニオイを気にして、香り付きのナプキンなどを使う人がいますが、NG!
香料には、かゆみやかぶれの原因物質が含まれていることがありますから、成分表示をチェックしましょう。

アンダーヘアのセルフケア

アンダーヘアのセルフケアは、要注意です。
カミソリ、シェーバー、ワックス、毛抜きのいずれも肌に刺激を与えます。肌が傷つけば、雑菌に感染して、化膿したりします。また、毛抜きは絶対NG!埋没毛が、黒いブツブツになります!

除菌シートはデリケートゾーン専用を!

ニオイが気になって、清潔に保ちたくて、除菌シートを使う人がいますが、デリケートゾーン専用の除菌シートを使いましょう。ボディ用などでは、刺激が強すぎて、却って逆効果になることもありますから、注意しましょう。

まとめ

デリケートゾーンに特有の悩みやトラブルについてまとめました。

さらに詳しく知りたい方は、関連記事もご用意しましたので、そちらもあわせてご覧ください。

人知れず悩んでいる方も多いかもしれませんが、悩んでいるのはあなただけではありません。

そして、正しくケアすれば、きっと改善します。今から一歩を踏み出しましょう。